【FLR】使う?使わない?委任報酬の自動請求機能
こんにちは!あやママです。
FlareNetwork(FLR)、SongbirdNetwork(SGB)の委任(デリゲート)報酬に関する情報を紹介しています(^^)
2023年1月10日にFLRが配布されはじめ、1月20日以降、3.5日毎に委任報酬請求が可能となります。
本記事では、
- 3.5日毎に委任報酬を請求するのはめんどう…
- 毎回忘れずに請求して複利の恩恵を最大限に活かしたい!
- でも、自動請求にデメリットはないの?
という方に向けて「委任報酬の自動請求機能」について設定方法や注意点を紹介したいと思います。
本記事を参考に実施された作業により損害が発生した場合でも責任は負いかねます。暗号資産の取り扱いは自己責任で行ってください。
まずは委任スケジュールを確認
すでに委任を済ませている方は理解されているかもしれませんが、おさらいです。
FLRの委任は1エポック=3.5日のサイクルで行われています。
上図のように、金曜日と月曜日に報酬が確定し、請求可能な状態となります。委任している皆さんは報酬をCLAIM(請求)すると受け取れます。
確定報酬をCLAIMしなかった場合、90日経過するとBurn(焼却)されて受け取れなくなります。
90日間は報酬を受け取らなくても大丈夫なのですが、委任報酬の魅力の1つである「複利」のメリットを最大限に活かすためには、毎回CLAIMすることが大切です!
少しずつでもWFLR残高を増やしていくことで、受け取れる委任報酬も雪だるま式に増えていきます。
3.5日毎のCLAIMを自動化してくれるツール
さて、委任報酬を毎回請求することが最終的な獲得FLR数の最大化につながることがわかりました。
もちろん、手動で毎回CLAIMするのも慣れてしまえばそんなに手間ではありません。スマホやPCでぽちぽちするだけなので、ルーティン化してしまえば!
ただ、忘れっぽかったりアラームを鳴らしたとしてもスルーしてしまうルーズな私の場合、3.5日毎のCLAIMを忘れずにこなせる気がしない…(笑)
でもCLAIMを忘れたくない!!!誰か自動でCLAIMしてよ!!!
というデリゲーターのニーズに応えてくれるツールたちがリリースされたので、紹介します。
正直、CLAIMしなくても、複利効果がちょびっと薄れるだけなのでそんなにシビアにならなくても大丈夫なんですけどね(^^;
でも、ニーズが大きい機能であることは間違いないです!
BifrostWallet
おなじみのBifrostWalletがAutoClaimに対応しました!
Automatic claiming of Flare (FLR) rewards is coming to Bifrost Wallet! 🎉 #flare #flr #autoclaiming #rewards pic.twitter.com/WxO7EXejd0
— Bifrost Wallet (@BifrostWallet) January 18, 2023
AutoClaimは手数料として以下のFLRが必要になりますので、注意してください。
1回の請求につき0.4FLR + 設定有効時に0.4FLR
設定方法
委任画面にあるVIEW MOREをタップし、CONTINUEで進みます。
※右のCLAIMに関する説明画面は初めてVIEW MOREを押したときに表示されます
「Bifrost Claim Bot」のタブを切り替え、0.4FLRの手数料(設定有効時分)発生を了承して「CONFIRM」をタップすると、自動請求が有効化されます。
自動請求を有効化すると、3.5日毎に委任報酬の請求が自動で行われ、報酬から手数料0.4FLRが差し引かれますので、その点に注意してください。
報酬が0.4FLRに満たない場合、請求されません。報酬の合計が0.4FLR以上になった時に自動請求されます。
FlarePortal
BifrostWalletは使っていない…。という方は、メタマスクからFlarePortalで自動請求を設定することができます。
AutoClaim手数料:1回の請求につき0.4FLR + 設定有効時に0.4FLR
FlarePortalにウォレットを接続し、「Executor」のAddをタップ。
EnterAddressの欄にBifrostWalletが指定しているアドレス(後述)を入力してconfirmをタップ。
BifrostWalletは以下の通りFlarePortalに設定する場合のExecutorアドレスを公開してくれていますので、こちらを利用します。
0xdD76d702358936Af39c0E9F7E71F9512C83cacaE
If you’re not using Bifrost Wallet, you can use the dapp https://t.co/4oyGdYiS8p with any wallet to add our claim executor 0xdD76d702358936Af39c0E9F7E71F9512C83cacaE pic.twitter.com/xMoE85qDZ7
— Bifrost Wallet (@BifrostWallet) January 18, 2023
FlareOracle
FTSOプロバイダーでもあるFlareOracleの委任サイト上でAutoClaimを設定できます。
AutoClaim手数料:1回の請求につき0.4FLR + 設定有効時に0.4FLR
⚠️Never miss a compound again!⚠️
— Flare Oracle (FTSO) ☀️ (@flareoracle_io) January 17, 2023
You like to enjoy your day without worrying about claiming, wrapping, and delegating 2 times a week. Well we have something just for you!
Auto-claiming, Just flip the switch and forget about it.https://t.co/6f0i6xJF8I pic.twitter.com/3tNHbDpJpi
自動請求使った方がいい?
最初に申し上げますと、私は今すぐには使いません。
私がAutoClaimを使わない理由は「手数料0.4FLRをケチってでもFLRを増やしたいから」です。こう見えて、そんなに枚数持ってないんです(T_T)笑
まだFLRの委任は始まったばかりなので、とりあえず3.5日毎のCLAIMを体感してみたいと思っています。でも、そのうち使うと思います。
「0.4FLRの手数料を払ってでも自動請求を使った方がいいのか?」
は、その方の感覚によるので一概に全員使うべき!とは言えないです。
でも、一応試算してみましょう。
設定有効時に0.4FLR
+
1回の請求で0.4FLR=週0.8FLR
1年は52週あるので 0.8×52=41.6FLR
自動請求の年間コストは42FLRです。
また、ご自身が受け取れる委任報酬額によってもこの手数料の負担は大きく異なります。
下表は報酬利率0.3%だった場合、委任報酬に占める自動請求手数料(0.4FLR)の割合です。
保有FLR | 委任報酬 (0.3%想定) | 自動請求 手数料の割合 |
---|---|---|
1000FLR | 3FLR | 13% |
10000FLR | 30FLR | 1.3% |
50000FLR | 150FLR | 0.26% |
保有FLRが多ければ多いほど負担は軽減されるので、ご自身の保有量や見込める委任報酬に対して0.4FLRという手数料が割高に感じるか否か考えてみてくださいね。
このコストを「委任報酬ですぐペイできるから♪」と許容するか、「1FLRも無駄にしたくない…!」と判断するかは人それぞれですからね!
ON/OFFはいつでもできるので、使ってみて不要と感じればOFFにするのでもいいかなと思います。
ただし、再度有効にするときには設定時手数料0.4FLRが再度発生するので注意してください。
とても便利な機能であることは間違いないので、注意点を理解した上で賢く活用したいですね(^^♪
デリゲート報酬の記録も忘れずに
デリゲート報酬はステーキングやレンディングによる報酬と同様に課税所得と考えられます。確定申告が必要になる場合もありますので、記録しておくことをお勧めします。
私はデリゲート報酬の税金計算にはクリプタクトを利用しています(^^♪