【SGB→FLR】委任ルールの変更点をチェック!
こんにちは!あやママです!
今回は、最近明らかになった
Songbird と Flare 委任ルールの違い
についてわかっている内容をまとめていきたいと思います。
正直「え!!FLRではそんなにいろいろ変わるの?!」っていうぐらい変わる部分が大きくてびっくりです。
が、そういった検証をするためのSongbirdネットワークですからね(^^)
FLR版委任スタートに備えてしっかりチェックしていきましょう!
今後新しい情報をキャッチしたら、本記事に随時追記していくつもりです。
本記事を読み進めていく上での前提知識はこちらの記事で!
変更点は大きく3つ
●SGBとFlareの違い(メモ)
— PPX (@hayatonten) August 20, 2022
①請求期限90日を経過した場合、失効した報酬はburnされる(SGBの場合次のプールに)
※請求期限はSGB、Flareも90日
②シグナルプロバイダーの上限は2.5%(SGBは10%)
③月曜と木曜の 2 回claim可能(SGBは土曜) https://t.co/Aq5yamJqn2
↑こちらのPPXさん(@hayatonten)のツイートにわかりやすくまとめてくださっています(*^^*)
では、1つずつ見ていきましょう!
①請求期限を過ぎた報酬の取り扱い
SGB、FLR共に委任して貯まった報酬は「CLAIM(請求)」すると受け取ることができます。
逆にいうと、「CLAIM(請求)しなかったら受け取れない」ということになります。
そして、CLAIMには期限があり、報酬額確定(エポック終了)後90日以内となっています。
じゃあ、委任しててもCLAIM忘れてて90日経ったらどうなるの?
はい。ここがSGBとFLRで異なるということが今回わかりました。
SGB版委任の場合、報酬確定後90日経ってもCLAIMされなかった報酬は
次エポックの委任報酬に加算されてみんなで山分け
となります。
#Songbird #SGB
— あやママ@SGBdelegator/自動売買で資産運用中 (@ayamamasyufulog) February 21, 2022
エポック22の報酬が増えている理由をFTSOITが解説してくれています😊
エポック終了後、14週経過してもclaimされずにpoolへ戻った報酬は山分けになるそうです!
今週はエポック8の未請求分SGB(4,729,965.10SGB)を山分け中! https://t.co/WrPn0PK7xI
FLR版委任の場合、報酬確定後90日経ってもCLAIMされなかった報酬は
Burn(焼却)される
とのこと!!
SGB版の委任稼働当初も請求期限過ぎた報酬はBurnだと思ってたので「え?!山分け?!ラッキー!」って感覚でしたね。
SGB版でもFLR版でもCLAIMは忘れないようにしましょう!
②FTSOシグナルプロバイダーのVotePower上限引き下げ
VotePower(VP)についてはこちらの記事で解説しましたね!
FTSOに報告する価格情報はVPの高いプロバイダーの情報が優遇される仕組みになっており、報酬利率にも大きく関係してきます。
VotePower上限:10%
VotePower上限:2.5%
上限が4分の1に?!かなり低くなる!!!
と感じますね。この上限引き下げには理由がありました。
上限引き下げの理由
The default is 10% on Songbird, however, it was observed that 10% centralises VP too much (5% of the providers can control 50% of the vote power for example), so the default is 2.5%
— LightFTSO ☀️ (@lightFTSO) August 20, 2022
<翻訳>
Songbirdのデフォルトは10%だが、10%ではVPが集中しすぎる(例えば5%のプロバイダーが50%の投票力をコントロールできる)ことが確認されたため、デフォルトは2.5%となっている。
上限10%では少数のプロバイダーにVPが集中してしまい、投票力が上手く分散されないという結論になったみたいですね。
SGB版では報酬利率が奮わなかったプロバイダーでも、FLR版では好成績を出すところが出てくるかもしれません(^^)
③1エポックの期間短縮
SGB版の委任スケジュール詳細はこちら↓の記事で紹介していました。
SGB版では1エポック=7日間でしたね!これがどれだけ短くなるのでしょう?!
SGB | FLR | |
---|---|---|
1エポック | 7日間 | 3.5日間 |
報酬確定日時 | 土曜日17:41 | A:月曜日16:00 B:金曜日4:00 |
委任ロック目安 | 木曜日23:41 | A:土曜日22:00 B:水曜日10:00 |
FLR版では1エポックの期間が半分になり、1エポック=3.5日間となるそうです。
それに伴って報酬の請求は月曜と木曜、週2回CLAIM可能となります。
さらに1週間に2回発生することになる委任ロックについて、追加情報を得たのでこちらのツイートで解説しています。
#FLR
— あやママ@SGBdelegator/自動売買で資産運用中 (@ayamamasyufulog) September 3, 2022
読んだやで!
気になってたFLR版委任ロックブロックの選択範囲がわかったので目安時間を図解してみた!(日本時間表記)
Google翻訳が間違ってなければ合ってるはずw
✅委任ロックブロック選択範囲
SGB→エポック内発生ブロック最後25%の中から
FLR→エポック内発生ブロック最後50%の中から https://t.co/EG80Bs7b4X pic.twitter.com/vBnsMNdD7R
なぜ期間が短縮されるのか?
なんで1エポック3.5日とこんなに短くなるの??
という疑問にFlareNetworksのTimさんがこんな風に説明しています。
Flare’s lowered reward epoch duration of 3.5 days has many benefits, one of the most important being the ability for delegators to pivot quickly in the case a high vote power FTSO provider goes rogue. https://t.co/uOTaOUQlLW
— Tim Rowley ☀️ (@timrowley_au) August 20, 2022
<翻訳>
Flareの報酬エポック期間が3.5日に短縮されたことには多くの利点がありますが、中でも重要なのは、高い投票力を持つFTSOプロバイダーが不正を行った場合に、代表者が迅速にピボットできることです。
FTSOシグナルプロバイダーの不正はないと思いたいですが、念には念をということでしょうか…。
それ以外にあやママが個人的に思いつくエポック短縮のメリットはこんな感じ。
- システムトラブルやノードダウンで一時的に報酬利率が大きく下落してしまうプロバイダーがいた場合、デリゲーターは迅速に他のプロバイダーにスイッチできる
- こまめに報酬をCLAIMすることで複利効果を大きくできる
ただ、実際3.5日単位で委任先を変更する必要性はあんまりないんじゃないかなぁ。今もSGB版の委任では数カ月単位で同じ委任先に固定です。
SGB版あやママの毎週のルーティーンは
- 委任〆切までにステーキングしていたWSGBをウォレットに戻す
- 週末に報酬をCLAIM→ラップしてWSGBにする
- 委任〆切までは再度ステーキングへ
ですが、FLR版では委任〆切が2回あるということになるので、ステーキングへの出し入れが面倒になりそう…。
SGB版の場合はWSGBをステーキングしたままであっても、FlareFinanceが設定しているFTSOプロバイダーに勝手に委任してくれて報酬もFlareFinance上で受け取れます。
※この仕様がFLR版でも有効になるかは未確認
しかし、特定の委任特典を目当てに「このプロバイダーに委任したい!」という希望がある場合はウォレットに戻すことが必須だし…。
まぁ、この辺は懸念事項ではありますが、正直まだよくわからない!!追加で更なる変更点など出てくる可能性もありますしね。
「こんな心配があるけど、どうしよっかなー」ぐらいの感覚で、実際稼働してから戦略を立てたいと思います。
以上、簡単ではありますが、FLR版での委任ルール変更点をご紹介しました(^^)
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