クリプタクトからGtaxにデータ引き継ぎする方法/期末残高アップロードでサクッと移行完了!
![クリプタクト Gtax 移行 引き継ぎ データ 暗号資産 税金 仮想通貨](https://ayamama-syufulog.com/wp-content/uploads/2024/03/cryptact-gtax.jpg)
こんにちはー。あやママです。
以前、Gtaxという暗号資産の損益計算サービスを使って、SBIVCトレードで代行依頼した分のFLRラップ&デリゲート損益計算を行う方法をご紹介しました。
![Gtaxで一発取り込み!SBIVCトレードのFLRラップ&デリゲートの収益を計算する方法](https://ayamama-syufulog.com/wp-content/uploads/2024/02/gtax_flr-320x180.png)
その時に久しぶりにGtaxを触ったんですが、「え!すごく使いやすくなったんじゃない?!見た目もすっきりしててなんか好み!」と思ったんですよね。
そこからGtaxについて調べてみたら、クリプタクトからも簡単に移行できて、2024年4月から料金体系も変更になり使い勝手良くなりそう!!ということで、2024年はGtaxでも暗号資産の取引を記録してみようと思います。
![Gtax](https://www.afi-b.com/upload_image/13962-1663551660-3.png)
![](https://demo.ayamama-syufulog.com/wp-content/uploads/2021/04/face.jpeg)
すでに課金済みのクリプタクトとGtax無料版(フリープラン)の両方で記録してみて、使いやすい方を2025年以降継続しようかなーと思ってます!
本記事では、他の損益計算ソフト(私の場合はクリプタクト)からGtaxへ損益計算情報を引き継ぐ手順を紹介します!
※これまでご自身で暗号資産の損益管理をしていた方も、各暗号資産の期末残高(数量と平均取得単価)が確認できれば、その内容を損益計算サービスに登録して利用することが可能です。
暗号資産の取り扱いは慎重に実施してください。当ブログの内容を参考に実施された操作で不利益が発生した場合でも責任は負いかねます。
暗号資産を含む資産運用は自己責任で行ってください。
クリプタクトの年度データを確定させる
前提として、以下の条件でクリプタクトからGtaxへのデータ引き継ぎを行うこととします。
- クリプタクトに2023年12月31日までのすべての取引が登録されている
- 2023年12月31日までの損益データをGtaxに引き継ぐ
- 2024年1月1日以降の取引はGtaxに自分で登録する(取引所から履歴をDLしてGtaxにアップする等)
年途中のデータを引き継ぐことはできません。年末までのデータを引き継ぎ、2024年以降の取引はGtaxの機能を使ってGtax側に登録する必要があります
Gtaxにデータを引き継ぐ上で必要なのがクリプタクト側の2023年データ確定です。データ確定を行うことで、クリプタクト側で2023年末残高(期末残高)を確定させることができます。
クリプタクトにログインし、「帳簿設定→データ確定」に進みます
「日時を指定する」の欄を「2023-12-31まで」にして「日付変更する」を押すことで2023年末のデータが確定します。
※すでに「2023-12-31まで」でデータ確定が完了している場合、この作業が不要です
![](https://ayamama-syufulog.com/wp-content/uploads/2024/03/image-25-1024x427.png)
![](https://demo.ayamama-syufulog.com/wp-content/uploads/2021/04/face.jpeg)
2022年末までの取引履歴をGtaxに移して、2023年の取引は自分でGtaxに取り込みたい場合は、上記の作業はせず、「日時を指定する:2022-12-31まで」の状態のまま次の手順に進んでください
クリプタクトの取引履歴をダウンロード
取引一覧画面のダウンロードアイコンから取引履歴一覧をダウンロードします
![](https://ayamama-syufulog.com/wp-content/uploads/2024/03/image-26-1024x551.png)
ダウンロードボタンを押すと、クリプタクト登録メールアドレスにデータダウンロード用のメールが届きます
![](https://ayamama-syufulog.com/wp-content/uploads/2024/03/image-17.png)
ダウンロードファイルを解凍すると、以下の3つのファイルが確認できます
- tax-cryptact-custom-import.csv
- tax-cryptact-custom-import-manual.csv
- tax-cryptact-ledger.xlsx ←これが必要
Gtaxに期首残高をアップロード
Gtaxにログインし、右上のメールアドレスから「期首残高」を選択
![](https://ayamama-syufulog.com/wp-content/uploads/2024/03/image-19.png)
「期首残高を変更する」を選択
![](https://ayamama-syufulog.com/wp-content/uploads/2024/03/image-20-1024x274.png)
「Cryptactのデータをインポート」を選択し、先ほどダウンロードしたファイルの「tax-cryptact-ledger.xlsx」をアップロードします。
※本手順では2023年12月31日までの期末残高をクリプタクトからダウンロードしているので、期首残高の日付は「2024年1月1日時点」となります。
![](https://ayamama-syufulog.com/wp-content/uploads/2024/03/image-21.png)
データ量によってはアップロードに少し時間がかかるかもしれません。
アップロードが完了するまで待ちます。
![](https://ayamama-syufulog.com/wp-content/uploads/2024/03/image-22.png)
アップロードが完了すると、期首残高が反映されます
![](https://ayamama-syufulog.com/wp-content/uploads/2024/03/image-23-1024x708.png)
以上でクリプタクトからGtaxへのデータ引き継ぎは完了です。この後は、2024年の取引内容をGtax側に順次取り込んでいきます。
個人で暗号資産の取引履歴・損益管理をされている場合、期首残高を「手動」または「ファイル読み込み」による入力を行うことでGtaxへの取り込みが可能です。詳しくはGtaxのサポートページ「期首残高入力機能について」をご確認ください。
サービススペックをしっかり比較して自分のスタイルに合った損益計算サービスを見つけよう
クリプタクトはクリプト界隈での認知度も高く、サービス、機能面を見ても間違いなく便利なツールです。実際に使っていて大変助けられました。
しかし、私の場合、今後の自分の暗号資産取引スタイルを考えた時に、少々オーバースペックかな?という気もしていました。
クリプタクトをダウングレードして継続するかGtaxに移行するか、まだ決めてはいませんが、これから両社を使っていきながら検討してみたいと思います!
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