何かすごく便利そう?!SBIWeb3ウォレット 今後の接続先追加に期待!
SBIVCトレードから「SBI Web3 ウォレット」がリリースされました!
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— SBI VC Trade (SBI VCトレード) (@sbivc_official) January 25, 2023
日本初🎉SBI Web3ウォレット始動🚀
話題のNFT取引をだれでも、かんたんに✨
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SBI Web3ウォレットのNFT取引なら
✅MetaMaskなど外部ウォレットの作成不要
✅お客さまによる暗号資産のトレード不要
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SBI Web3 ウォレットは、これまでNFTを売買する際に必要となっていた「日本円⇔暗号資産の交換」を自動で行ってくれる画期的なウォレットです!!
今までの暗号資産ウォレットとは何が違うのか?!SBI Web3ウォレットのすごいところを見ていきましょう。
SBIVCトレードに口座を保有している人が利用可能
SBI Web3ウォレットを利用するには、SBIVCトレードという暗号資産取引所の口座が必要になります。
SBIVCトレードの口座がSBI Web3ウォレットと紐づくことで、日本円⇔暗号資産の交換を自動的に行うことが可能になります。
https://www.sbivc.co.jp/services/web3wallet
我々一般ユーザーは、SBIVCトレードに日本円を入金するだけでNFTの購入が可能になるということですね!
メタマスク等の個人ウォレット管理の手間とリスクを軽減
これまで、一般的なNFTマーケットプレイス(NFTの売買が可能なサイト)を利用するには、メタマスクに代表されるような個人管理のウォレットが必要でした。
「NFTマーケットプレイス」というのは、「Opensea」や「Rarible」のことですね。名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
OpenseaなどのNFTマーケットプレイスに、自己管理するメタマスク等を接続するのでは、何が問題だったのか?というと、
- 暗号資産の調達が別途必要
- 個人ウォレットのハッキングリスク
暗号資産の調達が別途必要
メタマスクはあくまでお財布なので、それ単体で暗号資産の調達はできません。
SBIVCトレードなどの暗号資産取引所でイーサリアムやMATICといったNFTの売買によく利用される暗号資産を購入して、メタマスク(お財布)へ送金しなければなりませんでした。
先ほども引用した画像の「従来のNFT購入方法」を見てもわかるように、NFT購入にたどり着く為には
- 暗号資産の調達・送金
- 個人ウォレットの管理と取り扱い方法の習得
といったステップが多く、暗号資産の取り扱いに慣れないユーザーにとっては非常にハードルの高いものでした。
https://www.sbivc.co.jp/services/web3wallet
SBI Web3ウォレットは、日本円を入金した後の手順を一括代行してくれるイメージですね!
個人ウォレットのハッキングリスク
もう1つの大きな問題が、個人ウォレットのハッキングです。
メタマスクをOpenseaなどのNFTマーケットプレイスに接続してNFTの売買を行いますが、接続したサイトが偽物のサイトだった場合、ウォレット管理の要となる秘密鍵の情報を抜き取られたり、メタマスクの中にある暗号資産を盗まれてしまいます。
本当に正規のサイトか否か、巧妙に作りこまれた偽サイトだと、見破るのが困難な場合もあります。悪質なメールからハッキングサイトに誘導し、メタマスクを接続させるように促す手口もあります。
SBI Web3ウォレットは、秘密鍵をSBIVCトレードが厳重に管理してくれるので、個人管理と比較してハッキングリスクの軽減が期待できます。
SBI Web3ウォレットの利用のデメリットは?
約款によると、
第11条 (入出庫の制限等)
お客様は本マーケットにおける NFT 売買契約に伴う SBI Web3 指定暗号資産等及び NFT の入出庫を除き、SBI Web3 ウォレットを宛先として暗号資産及び NFT の入庫を 行うことができず、また SBI Web3 ウォレットから暗号資産及び NFT の出庫を行うこ とができないものとします。
とありましたので、外部ウォレットで保有しているNFTをSBI Web3ウォレットに移したり、SBI Web3ウォレットから外部に移したりすることは出来ないのかな?と思いました。
あくまでSBI Web3ウォレットを利用して売買したNFTの保管管理のみが可能ということなのではないでしょうか?
SBI Web3ウォレットを「今まで購入してきたNFTの保管庫」として利用することは現状出来ないと思っておいた方がいいかなと思います。
その他、現状感じる不便な点を挙げてみます。
- 接続先がSBI Web3ウォレットが定めるものに限定される(リリース時点ではSBI NFT Marketのみ)
- リリース時点ではSBI Web3ウォレットでのNFT購入対応通貨はMATICのみ
ただ、上記の2つについては徐々に解消されていくと考えています。
今後の接続先に期待
https://www.sbivc.co.jp/services/web3wallet
現在、SBI Web3ウォレットはSBIが運営するNFTマーケットプレイス「SBINFT Market」にのみ接続が可能です。
正直、SBINFT Marketだけでは利用用途が限られすぎていて「便利!」とは言えないな…と感じます。
今後接続先は追加されていく予定だそうです。
SBINFT Marketはローソンチケット(ローチケ)と提携して記念チケットNFTの発行なども行っていますので、このサービスもSBI Web3ウォレットで利用可能になる可能性が高いですね!
SBI Web3ウォレットを利用してNFTの売買や保有がより安全に、より身近なものとなり、NFTの活用事例が拡大されていくことを期待しています!!
SBIVCトレードの新規口座開設と同時にSBI Web3ウォレットの作成申し込みが可能です。
必要情報を入力する際に、以下の項目にチェックを入れて申し込みましょう。
https://www.sbivc.co.jp/services/web3wallet
すでにSBIVCトレード口座保有者の方は簡単にウォレット開設可能
SBIVCトレード口座保有者の方はマイページから簡単に申し込みできます。
「メニュー」→「設定」→「プロフィール情報編集」
SBI Web3ウォレット「開設する」をタップ
規約を確認の上、「同意して作成する」をタップ
登録しているメールアドレス宛に、「SBI Web3ウォレット作成申込み受付のお知らせ」というメールが届きます。
その後、作成完了すると「SBI Web3ウォレット作成完了のお知らせ」というメールが届きます。
まとめ
SBI Web3ウォレットは日本円入金以降のNFT購入に必要な手順を代行してくれる画期的なシステム!
秘密鍵はSBIVCトレードが厳重に管理。
しかし、現状の利用範囲はSBINFT Marketに限られており、今後の接続先追加に伴うユースケース拡大に期待大。
SBI Web3ウォレットの利用にはSBIVCトレードの口座が必要。口座保有者はマイページから簡単にウォレット作成が可能。
SBI Web3ウォレットのリリースにより、ユースケースの拡大はもちろん、これまで暗号資産への抵抗感からNFTを保有できなかった層や、NFTを活用したかった企業にとってもハードルが下がってくれるといいなと思います。
SBIVCトレードの新規口座開設と同時にSBI Web3ウォレットの作成申し込みが可能です。
必要情報を入力する際に、以下の項目にチェックを入れて申し込みましょう。
https://www.sbivc.co.jp/services/web3wallet