コロナショックでひふみ投信を損切して後悔した話
2020年3月のコロナショック相場
あやママ家は高値で買ってしまっていたNISA口座のひふみ投信を一旦損切して、下がった価格で買い戻そうと計画しました。
しかし、そう上手くはいかなかったです…(^^;
結局損切しただけで、下で買い戻すことはできませんでした。
こちらの記事では損切の体験とそこから得た教訓についてご紹介します!
損切って難しい!
あやママ家はひふみ投信を「特定・NISA・つみたてNISA」の3種類の口座で保有しています。
そのうち、「特定口座」と「つみたてNISA口座」は含み益だったにも関わらず、「NISA口座」は基準価格が最高値の時期に一括で買い付けてしまっており、長い間含み損の状態でした。
これさえ含み益になれば評価額がもっと良くなるのにな…
と、ずっと思っていたので、コロナショック相場を上手く利用して下で買い戻せれば…!と考えたのです。
そして、基準価格が連日下落する2月末、NISA口座の解約注文を出しました。
↓こちらが解約注文を出した位置と価格です。
その後、4万円台だった基準価格は3万円台へ…
もっともっと下がるはず。。。
と思っていました。しかしこの時、すでに大きな間違いをしていたのです!それは、
どこまで下がったら買うのか・想定よりも基準価格が下がりきらずに反発した場合はどこで買うのか
を決めていなかった!!!
何も考えずにただただ「下がれー」と念じているだけ…。
案の定、3月中旬を過ぎた頃、世間ではコロナの混乱が続いているのに株価は上昇し始めます。
なんでなんで?!こんなに大混乱で緊急事態宣言も出るのに?!
そんなあやママの思いとは裏腹にひふみ投信の基準価格も37000円台を底にして回復していきます…
あれ?どこで買ったらいいんだっけ?
っていうか、つみたてNISAは毎月買ってるし、NISA口座解約した資金で買うなら特定口座になるなぁ…。
税金かかるなぁ…
なんて、ケチな事を考えている間に、解約前の損益分岐ラインを楽々と超えて基準価格は上がっていきました。
結局、売らずに持ってればプラスやったやん(^^;
という結果になりました。
価格に惑わされて欲を出した結果、ただ無駄にNISA口座を損切してしまっただけ(TT)
損失額:-126,069円
この損切りで後悔したことは絶対忘れない…
そう誓って、今は上がっても下がっても淡々と買い増すことだけを考えています。
あやママが運用中の投資信託(ひふみ投信、楽天VTI)は「長期保有、積み立て」が勝利の基本です。
「長い期間積み立てていれば、まず損をすることはない」とわかっているのに、目先の利益に目がくらんだ結果、失敗してしまいました。
「投資で100%勝つのは難しい」ということを身をもって実感したので、この経験を次に活かしてまた資産運用に励んでいきます!
- 損切後、下がった価格で買い戻したい場合は
「損切前に保有していた平均取得価格から〇%下がったら買うか」
を決めておく - 想定した価格まで下がらずに反発した場合どうするかを決めておく
損切前より低い価格ならいくらでもいいから買う
反発してもまた下がるかもしれないから買わない
反発後〇円まで上がったらもう下がることはないと判断して買う など…
必ずしも「損切=失敗」ではない
この記事では「損切で後悔」という体験談を紹介していますが、運用商品によっては損切の判断が正解となる場合もあります。
あやママが実践している資産運用の中でいうと、「トラリピ」は設定とその時の為替価格・動きによっては損切の判断が必須です!
的確な損切の判断ができるようになることも資産運用ではとても大切ですね。